受験を控えたご父兄の皆様、この記事を読んでいらっしゃる方の多くは、受験写真はどこで撮ろうか悩んでいたり、比較検討されていることと思います。
本日は、いろいろとご来店のお客様にご質問いただくなかから、「背景色」についてご案内したいと思います。
まず、こちらのお写真をご覧ください。
しっかりとしたお顔つきの中にも、適度な明るさと、意志の強さ、凛々しさを感じていただけると思います。
小学校受験の男の子です。
小学校入学前のお子様の場合、もちろん個人差はございますが、「受験の写真撮影だ」ということはわかっているわけであって、いくらお子様であっても、ある程度の緊張があります。
そこで、撮影の前に、襟元や髪の毛のバランス、身だしなみをチェックして整えていきますが、できるだけ早く本番撮影に入るようにしています。
これはなぜかと申しますと、小さなお子様ですと「緊張を保てる時間」というのがある程度限りがあるからです。そして、その限られた時間のなかで撮る写真は、表情もよくなるんですね。
ところが、5分すぎてしまうと、お顔に疲れなどが如実に表れてしまうというのも、小さなお子様にはよくあることなんです。
ですので、お母さま・お父さまは、撮影の現場を近くで眺めているわけですが、撮影の際は、我々スタッフの方にお任せください。
さて、本題ですが、受験証明写真 の 背景色 について。
よくインターネットで見る写真は、グレーが多かったりしますが、願書に載っている写真規程では、「無背景」などと書いてある場合がほとんどです。
「無背景」って!? ほとんど日常では使用しない言葉ですが、これは、“人物の背景に物や影や大きな柄などの写りこみが<無>い<背景>”ということであって、白と限定しているわけではないのです。
グレーであってもライトブルーであっても大丈夫なんですが、当店では基準色がライトブルーです。もちろん、白やグレーのバックペーパーも用意がございますので、違う色がよいというのであれば、撮影時にお申し付けください。
この男の子の写真にもございますように、ライトブルーで撮影をして、Web公開が可能であれば、白背景や、グレーの背景でのデータを無料サービスでお渡ししております。どちらもミライコンパス対応データとなります。
グレーが多いのは、グレーは「落ち着いて見える」「高級感がある」といったような理由からでしょうが、お子様によっては暗く見えてしまう場合もございます。
また、背景のお色がお肌に反射をして、顔色も悪いケースが多いです。インターネットのお受験写真のサンプルをご覧いただくとよくわかると思います。お肌の血色が悪く感じるお写真、多くありませんか?
当店のライトブルーは、「ほんのりライトブルー」で、ライトブルーは黄色人種のお肌の色、つまり薄い黄色の反対の色、これを色彩用語で<補色>といいますが、背景が補色ですとお肌の色が際立ってきれいにみえるという効果があるんです。
血色もよく感じませんか?
もちろん、塾の先生や学校から、グレーやホワイトで撮影してくれと言われているのであれば、その背景で撮影をいたします。
これから、小学校受験・中学受験の撮影申込が多くなっておりますが、是非、お受験スタジオのご利用をお待ちしております。